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【アジア最終予選:イラク×日本】 過酷な条件で何とか勝ち点「1」をゲットしてW杯出場に王手

J1リーグ・J2リーグ・日本代表等を幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。 8戦目の相手はイラク代表 アジア最終予選の8戦目。5勝1敗1分けで勝ち点「16」のハリルJAPANは1勝5敗1分けで勝ち点「4」のイラク代表と対戦した。イラクはここから3連勝したとしても勝ち点「13」止まり。すでに日本とサウジアラビアとオーストラリアの3チームが勝ち点「16」を稼いでいるので3位以内の可能性が完全に消滅している。イラク国内ではW杯予選を開催することが出来ないので中立地となるテヘランでの試合となった。 日本は「4-2-3-1」。GK川島(メス)。DF酒井宏(マルセイユ)、DF吉田(サウサンプトン)、DF昌子(鹿島)、DF長友(インテル)。MF遠藤航(浦和)、MF井手口(G大阪)、MF本田圭(ACミラン)、MF原口(ヘルタ)、MF久保裕(ヘント)。FW大迫(ケルン)。親善試合のシリア戦(H)で怪我をしたMF香川(ドルトムント)は代表を離脱しており、トップ下にはMF原口が起用された。最年少のMF井手口は代表では初スタメンとなった。 ベンチスタートになったのはGK東口(G大阪)、GK中村航(柏)、DF槙野(浦和)、DF酒井高(ハンブルガーSV)、DF三浦弦(G大阪)、DF宇賀神(浦和)、MF山口蛍(C大阪)、MF今野(G大阪)、MF倉田(G大阪)、MF乾(エイバル)、FW浅野拓(シュツットガルト)、FW岡崎慎(レスター)の12名。サプライズ招集されたMF加藤恒(PFCベロエ・スタラ・ザゴラ)はベンチ外。MF宇佐美(アウグスブルク)はすでに代表から離脱している。 後半にミスから失点して1対1のドロー 引き分け以上でW杯出場に王手がかかる試合だったがいきなり前半8分に右サイドのCKを獲得するとMF本田圭の蹴ったボールをニアサイドのFW大迫がうまく合わせて日本が先制に成功する。FW大迫は代表通算6ゴール目となった。さらに前半27分にはエリア内か?否か?微妙な位置でFW大迫が倒される。「PKか???」と思われたがノーファールの判定。前半は1対0と日本がリードしてハーフタイムに突入する。 逃げ切りたい日本だったが後半17分にMF井手口が転倒した時に地面に頭を打ち付けてプレー続行不可。MF今野が投入される。後半25分にはMF原口に代えてMF倉田を投入するが後半27分に中央を強引なドリブルで突破されると最後は混戦状態からフリーになっていたMFカミルに決められて失点。1対1の同点に追いつかれてしまう。DF吉田がクリアできる状況だったがキーパーのGK川島に任せたことが仇となった。 勝ち越しゴールの欲しい日本は試合の終盤になるとCBのDF吉田を最前線に上げるパワープレーを敢行。後半50分にはDF酒井高のロングスローからこぼれ球をフリーのMF本田圭が左足で狙うがキーパー正面で勝ち越しならず。結局、1対1の引き分けに終わった。8試合を終えた時点で日本は5勝1敗2分けで勝ち点「17」。2位のサウジアラビア、3位のオーストラリアとの差は「1」。しびれるような展開になっている。 残念な形での同点に追いつかれる。 残り2試合となった時点で「上位3チームが1差」という大混戦になった。9戦目はホームのオーストラリア戦、10戦目はアウェイのサウジアラビア戦となるが、日本は次の試合でオーストラリアに勝利するとW杯出場が決まるが引き分け以下の場合はややこしいことになる。ドイツW杯・南アフリカW杯・ブラジルW杯のアジア予選は余裕をもって切符を獲得しているのでこれだけ苦労するのはフランスW杯以来と言える。 すでにW杯出場の可能性が消滅しているイラクが相手で、かつ、イラク国内での試合ではなくて中立地のテヘランでの試合だったことを考えると勝たなければいけない試合だった。早々にセットプレーから先制ゴールを奪うことが出来たが、前半15分あたりを過ぎると押し込まれる展開になった。この日は「4-2-3-1」を採用したが全体の意識が後ろ向き。ボールに対して強いプレッシャーをかけられなかった。 後半27分の失点シーンはいくつかのミスといくつかの不運が重なった末に生まれてしまったが、右SBのDF酒井宏がほぼ動けない状態であったにもかかわらず、交代が遅れてしまった点は悔やまれる。3枚目の交代カードになるので「出来る限り、引き伸ばしたい。」という心理が働くのは仕方がないが、DF酒井宏が正常な状態であればゴールを決めたMFカミルはあそこまでフリーにはならなかったと思われる。 マン・オブ・ザ・マッチはMF遠藤航(浦和レッズ) W杯出場に王手をかけることが出来たので「最低限の目標はクリアできた。」と言えるが、9戦目がオーストラリア、10戦目がサウジアラビアということを考えると勝ち点「3」が必要な試合だった。暑さの影響は大きくて日本らしいサッカーができるような条件ではなかった点は考慮する必要があるがその点を踏まえてもチーム全体の出来ならびに試合運びは今一つだった。結果も内容もやや残念なものになった。 フラストレーションの溜まる試合になったが収穫と言えるのはW杯予選では初スタメンとなるDF昌子、MF井手口、MF遠藤航の3人がなかなかのプレーを見せた点である。MF長谷部とMF香川とMF山口蛍が怪我をして、MF今野も万全の状態ではなかったので「MF井手口&MF遠藤航のWボランチ」をスタメン起用。相当なギャンブルだったが両選手ともいいプレーを見せた。MF遠藤航がこの試合のMOMと言えるだろう。 シリア戦でクロスへの対応を誤って失点に絡んでしまったDF昌子も90分を通して安定したプレーを見せた。空中戦の勝負もほぼ競り勝っており、地上戦での安定感は目を見張るものがある。フル代表の中では若手の部類に入るDF昌子、MF井手口、MF遠藤航の3人が滅多に経験することが出来ないタフマッチを経験できたのは本人にとっても日本代表にとっても大きな話である。臆することなく堂々とプレーし続けた。 現在の投票数 365票 投票したい選手の名前を選択してから左下の「投票」のボタンをクリックしてください。 最大で6人まで投票することができます。 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。) 関連エントリー 2016/05/04 日本代表の歴代ベストイレブン(1993年-2016年)を考える。 (キーパー編) 2016/05/04 日本代表の歴代ベストイレブン(1993年-2016年)を考える。 (右サイドバック編) 2016/05/05 日本代表の歴代ベストイレブン(1993年-2016年)を考える。 (センターバック編) 2016/05/05 日本代表の歴代ベストイレブン(1993年-2016年)を考える。 (左サイドバック編) 2016/05/06 日本代表の歴代ベストイレブン(1993年-2016年)を考える。 (ボランチ編) 2016/05/06 日本代表の歴代ベストイレブン(1993年-2016年)を考える。 (攻撃的MF編) 2016/05/07 日本代表の歴代ベストイレブン(1993年-2016年)を考える。 (FW編・1) 2016/05/07 日本代表の歴代ベストイレブン(1993年-2016年)を考える。 (FW編・2) 2017/06/05 「ハリルJAPANに選出したら面白いのでは・・・。」というJリーガーを4人だけ挙げてみた。 2017/06/05 「ハリルJAPANに選出したら面白いのでは・・・。」というJリーガーをあと6人だけ挙げてみた。 2017/06/13 J3+(アンテナ)・・・注目サイトの最新記事 (4つ)
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