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【日本代表】 「ボランチのレギュラーは誰と誰がベストなのか?」を考える。

J1リーグ・J2リーグ・日本代表等を幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。 ボランチの軸はMF長谷部(フランクフルト) アギーレJAPAN以降のボランチ陣の成績を書き出すと表1のようになる。依然としてMF長谷部が軸になっている。精神的な支柱として日本代表にとっては未だに欠かせない選手である。怪我をしていた時期もあるので試合数は23試合にとどまっているがプレーできる状態にあるときにMF長谷部がスタメンで起用されなかったケースはほぼ無い。今の日本代表の中では数少ない「不動のレギュラー」と言える。 そのパートナーとしてはいろいろな選手が起用されてきた。アギーレJAPANのときは(ブラジルW杯の後は)代表から外れていたMF遠藤(G大阪)を再招集した時期もあったがハリルホジッチ監督になってからは一度も呼ばれていない。最近はG大阪でもスタメンから外れる試合が多くなっているので日本代表史上最多のキャップ数を誇るMF遠藤(G大阪)を日本代表に復帰させることは考えにくい状況になりつつある。 やはり、パートナーの最有力はMF山口蛍(C大阪)である。アギーレJAPANのときはずっと怪我をしていたのでアギーレJAPANでは一度もプレーしていない。18試合というのは全てハリルJAPANでの数字になる。ハリルJAPANにおける試合数はMF長谷部が16試合なのでMF長谷部よりも多くなっている。不動のレギュラーという立ち位置ではないがMF山口蛍は何だかんだで重要な試合のほとんどでスタメン起用されている。 「第3のボランチ」としての地位を固めつつあるMF井手口(G大阪) 後半のアディショナルタイムに決めた2016年10月のイラク戦(H)での劇的な決勝ゴールは日本代表を救う形になったが、どの試合でも質の高いプレーを見せて中盤を支えている。今シーズンは久々にJ1の舞台でプレーしているがチームは好調。上位争いに参加しており、充実したシーズンを過ごしている。現時点では「MF長谷部とMF山口蛍の2人がボランチの競争の中で頭半分ほどリードしている。」と言える。 ここに来て評価が上がって来たのはMF井手口(G大阪)である。豊富な運動量を生かしたアグレッシブな守備に加えて最近は攻撃力もアップして来た。G大阪では直接的にゴールに絡む機会が増えている。基本的にはMF山口蛍と似たタイプのボランチになるがMF長谷部をアンカーの位置に置いて(トップ下のポジションを無くして)MF山口蛍とMF井手口の2人をインサイドハーフで並べるのも1つの方法である。 MF井手口が「第3のボランチ」としての地位を固めつつあるが4人目の枠を巡る競争は激しい。今回の2連戦はMF高萩(FC東京)が抜擢されたが、2017年の6月のW杯予選のときはMF今野(G大阪)とMF遠藤航(浦和)が招集されており、過去にはMF大島僚(川崎F)やMF柏木(浦和)やMF永木(鹿島)やMF青山敏(広島)もテストされている。MF谷口彰(川崎F)やMF藤田直(神戸)も候補と言えるがいずれの選手も定着は出来ず。 ゲームメーカー系のボランチの台頭が望まれるが・・・。 MF長谷部(フランクフルト)はバランス型のボランチで、MF山口蛍(C大阪)とMF井手口(G大阪)の2人はボール奪取力の高さに定評のあるボランチである。ボランチのポジションは4人が選出されるケースが多くなっているが、やはり、1人くらいはゲームメーカー系のボランチが欲しい。MF高萩(FC東京)は183センチとサイズのある選手でバランス感覚に優れた選手なのでハリルホジッチ監督は期待を寄せている。 ゲームメーカー系のボランチとしてはMF高萩(FC東京)、MF柏木(浦和)、MF大島僚(川崎F)、MF青山敏(広島)に加えて、今回はトップ下の候補として選出されたMF柴崎岳(ヘタフェ)とMF小林祐(ヘーレンフェーン)の2人もボランチでプレーできる。いずれの選手も決定的なパスを出すことが出来る優れたゲームメ―カーであるが国際レベルで考えると「守備の部分」に不安を抱える選手がほとんどになってしまう。 結局、ハリルホジッチ監督は「1人でボールを奪いきることが出来る。」という能力をボランチの選手に求めているので、ゲームメーカー系のボランチが定着しきれない状況が続いているが、膠着した展開で投入できるカードとしてゲームメーカー系のボランチは1人は必要になってくる。上記の選手以外ではMF扇原(横浜FM)やMF原川(鳥栖)やMF川辺(磐田)といったゲームメーカー系のボランチにもチャンスはある。 表1. アギーレJAPAN以降のボランチ陣の成績
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