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【移籍市場】 男を下げるMF齋藤学の移籍 (横浜Fマリノス→川崎フロンターレ?) (後編)

J1リーグ・J2リーグ・日本代表等を幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。 ・ 【移籍市場】 男を下げるMF齋藤学の移籍 (横浜Fマリノス川崎フロンターレ?) (前編) ・・・ (前編)です。 ・ 【移籍市場】 男を下げるMF齋藤学の移籍 (横浜Fマリノス川崎フロンターレ?) (後編) この時期の移籍はリカバーが難しい。 当然のことながら、「フロントを含めた横浜FM側に問題点や落ち度が無い。」とは考えにくい。昨オフに主力が大量流出しながら最終的にはJ1で5位。天皇杯では準優勝と結果を残すことが出来たので「チャラになった。」と錯覚されがちではあるが大量流出につながったフロントに対する不信感や練習環境の悪さといった根本的な問題は解決されていない。MF齋藤学が不満をためていても何ら不思議はない。 それでも今オフの主力の流出はここまでMFマルティノス(浦和)くらい。MF前田直(松本山雅)、FW富樫(FC東京)もチームを離れたがこの2人はあくまでもサブ的な立ち位置の選手である。激動のオフになった昨オフと比べるとはるかに平穏なオフになっていたがここに来てMF齋藤学の移籍話が浮上。大きな注目を集めているので、再度、横浜FMの選手とフロントの確執等が話題になるだろう。嫌な流れになってきた。 「移籍が決まる時期」も去り行くクラブに親切ではない時期である。横浜FMは天皇杯で決勝まで進んだ関係でオフに突入してから10日ほどしか経過していない。他のクラブと比較すると「オフに入って間もない時期」ではあるがJリーグの移籍市場は終盤戦に突入している。すでに新体制のお披露目を行ったり、新シーズンの背番号を発表したチームはたくさんある。ここから穴を埋める補強を成功させるのは難しい。 結論を出す時期が遅くなるとクラブは大変 もちろん、MF齋藤学はケガで長期離脱中の選手である。「順調に回復したとしても復帰時期は5月中旬あたり」ということは予め分かっていた。W杯の中断期間前の10数試合を欠場することは確実だったので「代役となる選手が絶対的に必要」ということははっきりしていたので幾分かはマシな状況ではあるが「移籍をするのであれば早い時期に決めてほしかった。」というのは多くの人に共通する思いである。 昨オフに川崎FからFC東京に完全移籍したときのFW大久保は11月の上旬には「FC東京に移籍すること」を公の場でコメントしている。この段階でFC東京への移籍は規定路線になった。シーズン中の移籍表明に関しては「大事な時期に移籍の話をするなんて・・・。」と批判する人もいたが「FW大久保は今シーズン限りでいなくなる。」ということが早い段階で分かったので川崎Fのフロントは後釜を探しやすくなった。 MF齋藤学は昨オフも正式に「横浜FMへの残留」が確定したのは2月8日だった。海外移籍や川崎F移籍も噂される中、横浜FM側は粘り強く残留交渉を進めたが影響力の大きい選手がいなくなることも想定して補強の話を進めなければいけないのは相当に大変である。交渉事というのは「選手に与えられた権利の1つ」ではあるが結論が出る時期が遅くなればなるほどクラブ側にマイナスに働く部分が多くなる。 「わがまま」と表現すると相当に語弊があるのかもしれないが、昨オフは横浜FMのフロントから丁重な扱いを受けて最後の最後まで海外移籍という夢を追い求めることができた。契約交渉というのは「プロのフロント」と「プロのサッカー選手」の鬩ぎあいという部分もあるのでシビアな舞台ではあるがMF齋藤学が横浜FMのフロントに対して有形無形の恩を感じていなかったのか?と不思議に感じるところはある。 プロ選手にとってイメージは大事 MF齋藤学というと横浜FMのサポーターだけでなく他のクラブのサポーターからも愛される人気選手だったが今回の件で印象が変わった人は少なくないだろう。当然、プロの世界は甘くない。ドライに「1円でも高く評価してくれるクラブ」や「周辺環境のいいクラブ」や「タイトルに近いクラブ」を選択し続けるのも1つの道である。プロとして正しい道なのかもしれないが、不条理な移籍はなかなか支持されない。 昨オフにG大阪から神戸に移籍して、さらに今オフに神戸からFC東京に移籍したMF大森にも同じようなことが言えるがプロサッカー選手にとってイメージというのは相当に大事である。分岐点を迎えたときにドライな選択が出来るのは勝負の世界で生きている一流の選手ならではなのかもしれないがMF齋藤学はほとんどのサッカーファンがいい印象を持っていた選手なので勿体なく感じるところはある。 今回は移籍金はゼロ。その上でJリーグの移籍市場がすでに終盤戦が突入していることを考えると横浜FMは非常に厳しい状況になった。MFマルティノスが流出してMFユン・イルロク(FCソウル)を獲得しているがMF齋藤学が残留したとしても攻撃的なポジションの手薄感は否めなかった。MF齋藤学が5月中旬あたりに復帰してくることを頭に入れた状態でも攻撃陣は駒不足だったので流出となるとなおさら大変である。 ドリブル数はMFマルティノスがJ1最多の140回で、MF齋藤学はJ1で5位となる120回だった。現役の韓国代表のMFユン・イルロクは即戦力として相当な活躍が見込めるが近年はケガがちなMF大津祐(柏)に多くを望むのは酷である。他にはMF遠藤渓、MFバブンスキー、MFイッペイ・シノヅカ、DF山中、MF仲川(復帰?)、MF和田昌(山口)あたりが穴埋め候補になるが顔ぶれ的には相当に厳しいと言わざる得ない。 ・ 【移籍市場】 男を下げるMF齋藤学の移籍 (横浜Fマリノス川崎フロンターレ?) (前編) ・ 【移籍市場】 男を下げるMF齋藤学の移籍 (横浜Fマリノス川崎フロンターレ?) (後編) ・ 【J1】 「オフの補強に成功した。」と思うクラブはどこですか? 114票 ・ 【J1】 「オフの補強に失敗した。」と思うクラブはどこですか? 9票 ・ 【J2】 「オフの補強に成功した。」と思うクラブはどこですか? 23票 ・ 【J2】 「オフの補強に失敗した。」と思うクラブはどこですか? 10票 ・ 【J3】 「オフの補強に成功した。」と思うクラブはどこですか? 4票 ・ 【J3】 「オフの補強に失敗した。」と思うクラブはどこですか? 3票 現在の投票数 114票 最大で8チームまで投票することができます。 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。) はてなブックマークの多かったエントリー (2005年-2017年) 第01位 2008/08/14 凹んだときにはオシム語録 252users 第02位 2008/05/02 みんなKAZUが好きだった。 118users 第03位 2014/09/05 セルジオ越後さんの「Jリーグのレベルは下がった。」発言は何年連続なのか? 84users 第04位 2017/06/02 【ACL】 本当にDF森脇良太(浦和レッズ)に非は無いのか? (vs 済州ユナイテッド) 76users 第05位 2014/05/16 「第1子はGK権田だけ。」興味深いW杯日本代表メンバーの兄弟構成 70users 第06位 2008/05/04 カリスマ:山本浩アナの名フレーズを堪能する。 50users 第07位 2009/02/19 サッカーを観る上で気をつけたい8箇条 49users 第07位 2012/01/23 松田直樹はもういない・・・。 49users 第09位 2011/09/29 韓国サッカーとは、どのように付き合っていくべきか? 43users 第10位 2011/01/30 【アジアカップ決勝:日本×豪州】 ザック アジアを制する 41users 第11位 2010/12/09 サッカー解説者やライターの順位予想はどのくらい当たっているのか? 38users 第12位 2012/11/09 家本政明レフェリーについて考える。 (上) 38users 第13位 2013/08/02 「識者」のレベルが高くない日本サッカー界 36users 第14位 2007/09/08 本当に「決定力不足」なのか? 32users 第15位 2010/12/10 サッカーを伝えるメディアの怖さ 31users 第15位 2012/02/21 【J1】 レフェリーによるレフェリングの傾向について 31users 第15位 2013/09/29 Jリーグの観客動員数は本当に減っているのか? (下) 31users 第15位 2014/02/25 ゼロックスでの広島批判に感じた強烈な違和感 31users 第19位 2008/08/13 ラモス瑠偉と日の丸への思い 30users 第19位 2011/08/24 Jリーガーと兄弟構成に関して 30users
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