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【ACL】 不当なレッドカードと言えるDF奈良竜樹の一発レッド (東方体育会足球隊 vs 川崎フロンターレ)

J1リーグ・J2リーグ・日本代表等を幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。 1勝2敗1分けと失速した2節の日本勢 2017年のACLの2節は2月28日(火)と3月1日(水)に行われたが日本勢は1勝2敗1分け。3勝1分けと好スタートを切った1節とは打って変わって残念な結果となった。鹿島がアウェイでムアントンUに1対2で敗れて、G大阪はホームで済州Uに1対4で大敗を喫したが、この2試合は「Jリーグ勢が有利」と思われていたことを考えると手痛い敗戦と言わざる得ない。ともに1勝1敗と五分の成績に戻ってしまった。 対して浦和はホームでFCソウルに5対2で大勝。上海上港とともに2連勝で勝ち点「6」となった。2節を終えた段階で浦和と上海上港が2連勝で、FCソウルとWシドニーが2連敗となった。浦和の入ったF組が「死のグループ」と呼ばれていたが2連勝スタートの浦和は素晴らしい出だしとなった。ACLの初戦のWシドニー戦(A)も4対0の大勝だったのでここまでの2試合で計9ゴール。アジアの舞台で攻撃陣が爆発している。 一方、アウェイで香港の東方体育会足球隊と対戦した川崎Fは1対1のドロー。2試合連続ドローとなった。もう1試合の水原三星 vs 広州恒大は2対2の引き分けだったので2節を終えた段階で広州恒大が1勝1分け、水原三星と川崎Fが2引き分け、東方体育会足球隊が1敗1分けとなったが、3節と4節が「アジア屈指の強豪」と言われている広州恒大との対戦になることを考えると川崎Fにとっては痛恨のドローと言える。 東方体育会足球隊を率いるのは28歳の女性監督 この試合で大きな注目を集めたのは相手の東方体育会足球隊の陳婉婷(チャン・ ユェンティン)監督だった。男子サッカーにおいては極めて珍しい女性監督が率いるチームだったが年齢もびっくりで28歳。性別のハンディもあると思うが、年齢的なハンディもあるだろう。周囲の的確なサポートは大きな助けになっていると思う。日本では(もっと言うと大半の国では)考えられない話であるが非常に夢のある話である。 28歳の女性が率いるチームに負けるとなるとあれこれ言う人が出てくるのは確実だったので「川崎Fは負けなくてよかった。」と言えるが、前半13分のDF奈良のPK献上ならびにレッドカードが試合の行方を大きく左右した。前半の早い時間帯で10人になった川崎Fは後半開始からDF田坂を投入。後半7分にU-20日本代表のMF板倉のゴールで1対1の同点に追いついたが逆転までもっていくことはできなかった。 後半開始からMF狩野に代わって投入された右SBのDF田坂が試合の流れを変えて何とか1対1のドローに持ち込んだが、リプレーを観る限りではDF奈良の取られたPKはかなり厳しかった。難しいボールの処理になったこともあってエリア内で上手く相手に体を入れられそうになったのは確か。相手に有利な状況に持っていかれたことに関してはDF奈良にも落ち度があるがPKを取るような攻防には見えなかった。 議論の余地なく不当なレッドカード その後、DF奈良に対してレッドカードが出た判定に関しては「議論するまでもなくおかしい。」と言える。不運だったというしかないが、あれだけ早い時間帯に退場者が出ると試合は難しくなる。相手との実力差はやはり大きかったので大半の時間帯を10人で戦うことになったにも関わらず、後半に同点ゴールを奪うことが出来たが、セットプレーとカウンターを中心に川崎F側がヒヤッとする場面は少なくなかった。 痛恨のドローと言えるがイラク人のサレイ主審には文句の1つも言いたくなる。後半48分に川崎FのMFハイネルに出された2枚目のイエローカードに関しては妥当だったと思うが、前半の早い段階でおかしな判定が下されて味方に退場者が出てしまうと選手たちは平常心でプレーするのは難しくなる。審判団を信用できなくなるので激しいプレーは出来なくなる。そうなるとどうしても守備の部分で後手を踏むことになる。 イラク人のサレイ主審の不可解なジャッジに悩まされたので「中東の笛」というフレーズとともに東方体育会足球隊戦のジャッジが大きな話題になっているが「中東の笛」と表現するのはやはり正しくない。wikipediaを見ると『主に国際規模のスポーツイベントにおいて試合日程や判定が著しくアラブ諸国に有利になる事象』と説明されており、当然のことながら、今回の件でアラブ諸国に有利に働くことはほぼ無い。 ジャッジの不安定さはアジア全体の問題点 もちろん、ACL初出場となる東方体育会足球隊と比べると川崎Fの方がチーム力自体はかなり上である。川崎Fが勝ち進むよりも東方体育会足球隊が勝ち進んだ方が西地区に組み込まれている中東のチームがACLを制覇しやすくなるのは間違いないが、言うまでもなく、かなり先の話である。「(中東のチームを有利にするために)川崎Fに不利な判定を下そう。」と考えた可能性はさすがにほぼゼロと言える。 フレーズが世間一般に広まっていく過程でより広範囲な意味を持つようになることは決して珍しいことではないので、今後、「イラク人など中東の主審の怪しいジャッジ(疑惑のジャッジ)」のことも「中東の笛」と呼ばれるようになることもあり得るが、現時点ではあまり適切ではない。何に対しても「中東の笛」というフレーズを使ってしまうと焦点がぼやけてしまう恐れがあるので出来る限り使わない方がベターである。 Jリーグの場合、全ての試合で全ての主審が上層部からレフェリングを点数で評価される仕組みになっている。AFCも同じような仕組みで評価の高い主審が出世するシステムだと思うがJリーグと比べると不透明な部分は多い。GLは6試合のみなので1試合の重みは極めて重いが、不可解なジャッジに悩まされる機会が多い点が日本国内でのACLの注目度や関心が高まりにくい1つの理由になっているのは否めない。 投票受付中 ・ 【J2】 湘南ベルマーレ vs ザスパクサツ群馬で出来が良かったと思うのは誰ですか? 27票 ・ 【J2】 名古屋グランパス vs FC岐阜で出来が良かったと思うのは誰ですか? 252票 ・ 【J2】 京都サンガ vs 徳島ヴォルティスで出来が良かったと思うのは誰ですか? 28票 現在の投票数 15票 最大で6名まで選択して投票することができます。 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。) 関連エントリー 2016/10/31 【J1】 残留か?移籍か?FW小林悠(川崎フロンターレ)の移籍先候補について考える。 2017/01/27 【J1】 2016年-2017年 冬の戦力補強の最終評価 (コンサドーレ札幌・ベガルタ仙台・鹿島アントラーズ編) 2017/01/28 【J1】 2016年-2017年 冬の戦力補強の最終評価 (浦和レッズ・大宮アルディージャ・柏レイソル編) 2017/01/30 【J1】 2016年-2017年 冬の戦力補強の最終評価 (FC東京・川崎フロンターレ・横浜Fマリノス編) 2017/01/31 【J1】 2016年-2017年 冬の戦力補強の最終評価 (ヴァンフォーレ甲府・アルビレックス新潟・清水エスパルス編) 2017/02/03 【J1】 2016年-2017年 冬の戦力補強の最終評価 (ジュビロ磐田・ガンバ大阪・セレッソ大阪編) 2017/02/05 【J1】 2016年-2017年 冬の戦力補強の最終評価 (ヴィッセル神戸・サンフレッチェ広島・サガン鳥栖編) 2017/02/26 【J1】 愚行と言わざる得ないMFエドゥアルド・ネット(川崎フロンターレ)へのブーイング 2017/03/01 【J2】 22クラブの中で「前評判よりも良さそうなチーム」をいくつか挙げてみた。 2017/03/04 【J1】 18クラブの中で「前評判よりも良さそうなチーム」をいくつか挙げてみた。 2017/03/04 全記事一覧(2005年-2017年)
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