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【J1】 2018年シーズンの展望 (下) ~残留争いに巻き込まれるのはどこか?~

J1リーグ・J2リーグ・日本代表等を幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。 FWジョーを獲得した名古屋グランパス 「1年でのJ1復帰」を果たした名古屋は予想の難しいチームの1つに挙げられる。「Jリーグ史上最高額」とも言われる破格の好条件で元ブラジル代表のFWジョーを獲得したが攻守の要となるMF田口はJ1の磐田への移籍が確定した。ボランチでプレーできる選手は少なくないが「生え抜きのMF田口が流出した。」というのは精神的なショックが大きい。軸の選手を抜かれると代役候補を見つける作業は難しくなる。 一方、3億円とも言われる年俸のFWジョーにかかる期待はやはり大きい。知名度的にはFWフォルランやFWポドルスキと比べると大きく劣るが191センチという長身でゴール前で仕事ができる選手である。これほどのお金をかけた選手なので「どのくらいの成績を残すことが出来たらOKなのか?」の判断は非常に難しいが、やはり、大台の20ゴールというのが1つの目安になるだろう。最低でも15ゴールは期待したい。 MFガブリエル・シャビエルとのホットラインはJ1屈指と言えるがJ2でもワーストレベルだった守備陣は現時点で目立った補強がない。DF宮原の残留は朗報と言えるが一番の問題点であるCBの補強は進んでいない。川崎F時代を思い出すと分かるとおり、風間監督の戦術や戦略の変更によって失点数が減少することを期待するのは難しい。「個の力」を持ったCBやキーパーを獲得して「個の力」で失点を減らすしかない。 助っ人コンビにMF青木亮やMF和泉やFW玉田やFW佐藤寿などが絡んでくる攻撃陣はJ1の中に混じっても上位クラスなので攻撃の部分は問題なくJ1でも通用するはず。得点力のあるチームなので個人的には(POからの昇格組ではあるが)昇格組の3チームの中ではもっともJ1で好成績を残す可能性が高いチームだと思う。上位争いに顔を出す可能性はある。ただ、残留争いに巻き込まれる可能性もそれなりにある。 J2王者の湘南ベルマーレ J2王者の湘南はここまで充実した補強ができている。WBは補強ポイントだったがMFミキッチ(広島)とMF梅崎(浦和)を獲得。MF小林祐(柏)、DF大野(新潟)、FWステバノヴィッチ(パルチザン・ベオグラード)の加入も決まったので戦力はアップした。レンタルバックとなったMF山田直(浦和)の穴は小さくないがMF秋野の引き留めには成功。目立った主力の退団・流出はMF山田直くらいにとどまっている。 圧倒的な強さを発揮した2014年と比べるとJ2でも苦戦を強いられるケースが多かったのでJ1の残留争いに巻き込まれる可能性はやはり高い。曹貴裁監督も、サポーターも覚悟の上だと思うが、中位グループと目されるチームと比較して戦力的に大きく見劣りするわけではないので新戦力が期待通りの活躍を見せるようだと2015年の8位に近づくことは十分に考えられる。曹貴裁監督にとって集大成のシーズンになるだろう。 最終節で何とかJ1残留を決めた清水はオフもやや苦戦を強いられている。ここに来てMF兵働(甲府)、FWクリスラン(仙台)、MF楠神(ウェスタン・シドニーワンダラーズ)の加入が濃厚となったが守備的なポジションの補強は元韓国代表のDFファン・ソッコ(天津泰達足球倶楽部)くらい。「戦力アップに成功した。」とは言い難い状況である。有望な若手は多いのでヤン・ヨンソン監督の選手起用にも注目が集まる。 初昇格を果たしたV・ファーレン長崎 クラブ史上初のJ1昇格を果たした長崎は「最大の注目クラブ」と言えるが純粋に戦力だけを見ると18クラブの中では一番下になる。昇格が確定した直後は「ジャパネット効果で大型補強を行うのではないか?」と言われていたが現時点で目立つのはDF徳永(FC東京)くらい。経験豊富なDF徳永の加入は心強いがポジションとプレースタイルを考えると1人でたくさんの勝ち点をチームにもたらせるタイプの選手ではない。 GK徳重(神戸)とDF徳永(FC東京)を獲得した守備陣も不安は大きいが現時点で目立った補強がFW鈴木武蔵(松本山雅)くらいとなる攻撃陣への不安はより大きい。元豪州代表のMFベン・ハロラン(ハイデンハイム)、G大阪U-23で存在感を発揮したMF中原彰(G大阪)の名前も挙がっているが復帰が決まったMF黒木聖(甲府)を含めて移籍市場で苦戦を強いられていることが容易に予想できる補強の流れになっている。 J1初昇格チームなので、2006年の甲府、2009年の山形、2012年の鳥栖、2014年の徳島、2015年の松本山雅あたりが比較対象になるがまずは残留争いのグループから離されないことが重要になってくる。残留を果たすためには少なくも勝ち点「35」程度は必要になってくるので昇格初年度の長崎にとっては高いハードルになるがとにかく出だしが肝心である。2月と3月の試合で勢いに乗って勝ち点を積み上げたい。 2018/01/04 【J1】 2018年シーズンの展望 (上) ~3強が優勝争いの中心か!?~ 2018/01/04 【J1】 2018年シーズンの展望 (中・1) ~決め手に欠ける第2集団~ 2018/01/05 【J1】 2018年シーズンの展望 (中・2) ~決め手に欠ける第2集団~ 2018/01/05 【J1】 2018年シーズンの展望 (下) ~残留争いに巻き込まれるのはどこか?~ ・ 【J1】 2018年の上位候補だと思うクラブはどこですか? 315票 ・ 【J1】 2018年の降格候補だと思うクラブはどこですか? 51票 現在の投票数 51票 最大で8チームまで投票することができます。 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。) 関連エントリー 2017/12/26 【J1】 オフの戦力補強 12段階の中間評価 (コンサドーレ札幌・ベガルタ仙台・鹿島アントラーズ) 2017/12/26 【J1】 オフの戦力補強 12段階の中間評価 (浦和レッズ・柏レイソル・FC東京) 2017/12/27 【J1】 オフの戦力補強 12段階の中間評価 (川崎フロンターレ・横浜Fマリノス・湘南ベルマーレ) 2017/12/29 【J1】 オフの戦力補強 12段階の中間評価 (清水エスパルス・ジュビロ磐田・名古屋グランパス) 2017/12/31 【J1】 オフの戦力補強 12段階の中間評価 (ガンバ大阪・セレッソ大阪・ヴィッセル神戸) 2018/01/01 【J1】 オフの戦力補強 12段階の中間評価 (サンフレッチェ広島、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎) 2018/01/04 J3+(アンテナ)・・・注目サイトの最新記事 (4つ)
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