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【J1・J2・J3】 12段階のプレーヤー別の戦力補強の評価 (2017年-2018年オフ) (その14)

J1リーグ・J2リーグ・日本代表等を幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。 FW 薗田卓馬 (アスルクラロ沼津徳島ヴォルティス) A+ J3で19ゴールを記録したストライカーは徳島に個人昇格を果たした。シュート技術が高くてゴール前での嗅覚に優れた典型的なストライカーである。FW渡(広島)の後継者として大きな期待がかかる。「点を取る。」という部分以外の能力はそこまで高くない選手なので「強力な中盤」を擁しており、ロングボールの割合が高くない徳島は最適なチームと言えるのではないか。移籍先の選択としては申し分ない。 MF 那須川将大 (松本山雅大分トリニータ) C+ 近年はケガが非常に多くて力を出し切れていないが高精度の左足を持っている。コンディションが万全であればある程度以上の存在感を発揮できる左サイドのスペシャリストなので悪くない補強と言える。MF松本怜やMF山岸智が左SWでプレーする機会が多かったがどちらも右利きの選手である。左利きのMFシキーニョは退団するので「左利きのWB」は大分の補強ポイントの1つだった。適切な補強と言える。 MF ヘニキ (FC岐阜栃木SC) A- ここまではなかなか即戦力となる選手の補強のニュースが聞こえてこなかったがようやくビッグニュースが飛び込んできた。ボランチとCBの両方でプレーできるが力を発揮するのはやはりボランチの位置である。フィジカルコンタクトに関してはJ2でもトップクラスなのでボランチで起用したらフィルター役として大きな貢献が期待できる。組立ての能力は高くないがゴール前に飛び出してチャンスに絡むことが出来る。 DF 増嶋竜也 (ベガルタ仙台ジェフ千葉) B- 期限付き移籍先の仙台ではJ1で22試合に出場した。貴重な戦力になっていたので「仙台残留」を期待するサポーターは多かったと思うが1年限りで退団。柏のライバルクラブである千葉に加入することになった。効果的な補強を続ける千葉はなかなかいい補強が出来たと言える。市立船橋高時代から「ビルドアップ能力の高さ」に定評のある選手なのでエスナイデル監督のサッカーに問題なくフィットするはず。 MF 小林祐介 (柏レイソル湘南ベルマーレ) C+ 「MF小泉慶(新潟)の加入が濃厚」となった時点でMF細貝あるいはMF栗澤あるいはMF小林祐の退団の可能性はグーンと高まったがMF小林祐が期限付き移籍で湘南に加入することになった。柏からはMF秋野も湘南に期限付き移籍中。MF中川も湘南でプロ生活をスタートさせているので「柏湘南」、「湘南柏」のルートはある。非常にボール奪取力の高い選手であるが湘南もボランチの競争は激しい。 MF 藤村慶太 (ベガルタ仙台ツエーゲン金沢) B- 仙台一筋でプレーしてきたので初めての移籍となる。2016年はJ1で25試合に出場。大飛躍のシーズンになったが2017年は3試合の出場にとどまった。若手の台頭や戦術変更の影響で力を出せなかったがテクニックがあってゲームをコントロールする能力が高い。いろいろなポジションでプレーできる点も魅力と言える。金沢はゲームをコントロールできるボランチを必要としているのでいい補強が出来たと言える。 DF 小島雅也 (ベガルタ仙台町田ゼルビア) B+ 何度か年代別代表に選出されている期待の右SB/WBであるがプロ2年目の今シーズンはJ1で1試合の出場のみ。五輪代表入りのことを考えても「出場機会を求めての移籍」があり得る状況だったがJ2の町田を選択した。町田は「攻撃力の高い右SB」が補強ポイントの1つだったので的確な補強と言える。名SBだった相馬監督はSBを育てるのが上手な監督なので町田を選んだ「移籍先の選択」も評価できる。 DF 和田拓也 (大宮アルディージャサンフレッチェ広島) B- 「SBの補強」は今オフの広島の重要なテーマの1つだったがDF馬渡(徳島)に続いてDF和田拓の獲得に成功した。左右のSBをこなせる選手でボランチでもプレー可能。「J1の上位クラブのレギュラーのSB」と考えるとやや物足りないところもあるが使い勝手のいい選手なので「左右のSBのレギュラー候補の1人」という立ち位置になれば心強い戦力である。広島は積極的で、かつ、充実した補強ができている。 MF 普光院誠 (SC相模原アスルクラロ沼津) C- 2018年が昇格2年目となる沼津はMF中村亮(秋田)ならびにMF白石(盛岡)の退団が確定。エースのFW薗田(徳島)も抜けるので極めて厳しいオフになっている。Jリーグの洗礼を浴びているが特に「2列目の補強」が急務だった。そんな中、運動量が豊富でドリブルに特徴のある24才のMF普光院を獲得した。「ふこういん」というのは極めて珍しい名前であるが「全国でもおよそ10人」という話である。 MF 伊東俊 (京都サンガロアッソ熊本) B- 山形時代には4年半ほど10番を背負ってプレーした。アタッカーの層が厚い京都では出場機会が限られたがテクニックがあってドリブルで突破のできる選手なので熊本で攻撃の中心になる可能性はある。ボールを受ける技術が高いので渋谷監督がショートパス主体のサッカーに挑戦するのであれば能力は発揮されやすい。悪くない補強と言えるが得点力不足解消のためにはもうワンランク上のアタッカーが必要である。 表1. 12段階のプレーヤー別の戦力補強の評価 (146名)
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