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【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (ザスパクサツ群馬編)

J1リーグ・J2リーグ・日本代表等を幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。 ザスパクサツ群馬 契約期間の途中で服部監督が退任して森下仁志監督を招聘した群馬だったが開幕から11試合勝ちなしと苦しんだ。11節を終えた時点では0勝10敗1分け。この時点では21位の金沢との差も「7」。断トツの最下位だった。何度も森下監督の解任論が浮上したが12節の熊本戦(A)の後半のアディショナルタイムに大卒ルーキーのMF高井が劇的な決勝ゴールを決めて2対1で勝利。ようやくの今シーズン初勝利を手にした。 ここからの5試合で4勝1敗。一気に勝ち点を積み上げて最下位を脱出した。14節は山口、15節は讃岐という残留争いに巻き込まれているライバルを相手に勝ち点「3」を稼いだ。急浮上の立役者になったのは電撃加入した元韓国代表のFWカン・スイルである。13節の愛媛FC戦(H)でJリーグデビューを飾ったがここまでの6試合で2ゴールを記録。なかなか1トップを固定できずにいたが彼の加入で問題の1つが解決した。 17節から2連敗中。一時の勢いはなくなってきたが18節を終えた時点では4勝13敗1分け。とりあえずとして残留争いのグループから離されることなく食らいついている。18試合で14得点/34失点。得点数はワースト2位タイで、失点数はワースト1位。攻撃も守備も課題は多いが大卒ルーキーのMF高井は17試合で8ゴールと目覚ましい活躍を見せている。J2の得点ランキングで6位タイというのは見事と言うしかない。 スタッツを見るとパス数は11位、ボール支配率は8位。服部監督時代は最前線にFW小牟田など高さのある選手を起用してロングボール主体の攻撃を見せることが多かったが今シーズンは丁寧にパスをつなぐサッカーに取り組んでいる。なかなか結果を残すことが出来ずに苦しんだが確実に積み上げは出来ている。辛抱強く自分たちのスタイルを貫くことにこだわったことがようやく実を結ぶようになってきた。 ドリブル数は10位、クロス数は20位、CK獲得本数は9位となる。早くもエースと呼ばれるようになったMF高井はドリブルで仕掛けて決定機を生み出すことが出来る選手で勝負強さも持っている。クロス数は2016年はJ2全体で9位だったので少なくなっているが左SBのDF高瀬が怪我で長期離脱中している影響を諸に受けている。守備面ではインターセプト数が20位。アグレッシブな守備を見せている割には順位は低い。 90分あたりのシュート数は6.56本。これはJ2で最少となる。一方、90分あたりの被シュート数は10.00本で15位タイとなる。被シュート数はそこまで多くない。時間帯別の得点に注目すると前半の45分間は18試合で9得点/12失点。意外と前半の戦いぶりは悪くない。その一方で後半は18試合で5得点/22失点と散々な数字である。後半に限定すると得点数は最少、失点数は最多。後半の戦い方に課題を抱えている。 前半の立ち上がりからエンジン全開になるケースは多いが先に失点を喫してテンションがガクッと落ちるケースが多々ある。負け癖が付いていることも大きく関係していると思うがどういう状況になっても諦めない強いメンタリティが不足しているように感じられる。先制ゴールを奪われた後、立て続けに失点をして修復不可能になるケースは多い。チームリーダーであるMF松下裕の役割は今シーズンもたくさんある。 資金力のあるクラブではないので今夏の移籍市場で積極的な動きを見せる可能性はやはり低い。すでにFWカン・スイルを獲得していることもあって最小限の補強にとどまる可能性が高いがポジティブな要素としては昨年の10月2日(日)に行われた34節の千葉戦(A)で負傷。「左膝前十字靱帯損傷で全治8ヶ月」と発表されている左SBのDF高瀬がそろそろ戦列に復帰してもおかしくない時期に入っている点である。 2016年シーズンは怪我の影響でラスト8試合を欠場したがJ2の中では最多のクロス数を記録している。今シーズンは3バックを採用しているので左WBでプレーすることになると思うが空中戦に強いFWカン・スイルが加入したのでDF高瀬FWカン・スイルはホットラインになる可能性がある。サイドをガンガンか駆け上がってゴール前に好クロスを供給することができる選手なので早期の完全復活が期待される。 補強ポイントはどう考えてもCBだろう。攻撃陣はFWカン・スイルが加入したこともあってなかなかのメンバー構成になっている。FWカン・スイルとMF高井の2人が中心となるが、MF山岸祐、MF岡田翔、MF鈴木崇など特徴を持った選手は多い。最終ラインはDFチェ・ジュンギ、DF一柳、DF川岸、DFパク・ゴンらがレギュラー争いを繰り広げているがストッパー系の選手ばかり。最終ラインを統率できる選手がいない。 展開力があってリーダーシップを発揮できるMF松下裕を3バックの中央で起用するのも1つの方法だと思うが最近はDFチェ・ジュンギが3バックの中央に入るケースが多い。人に強いタイプの選手ではあるが統率力を持った選手には思えないので「経験豊富で最終ラインを統率できるCB」を是が非でも獲得したい。今のCB陣は高さやパワーのある選手たちがほとんど。操られることで活き活きとする可能性が高い。 最後にどうしても触れておく必要があるのはMF高井である。ここまで8ゴールを挙げているが初年度から大きなインパクトを残している。「潜在能力はMF江坂やMF瀬川祐以上」という声も出始めている。このままいくと今オフに争奪戦が勃発するのは必至の情勢。争奪戦になることを見越して今夏に他クラブを出し抜いて正式オファーを出してくるJ1のクラブが出てきても不思議はない。彼の動向には注目せざる得ない。 投票受付中 ・ 【J2】 モンテディオ山形の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 37票 ・ 【J2】 水戸ホーリーホックの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 39票 ・ 【J2】 ザスパクサツ群馬の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 15票 ・ 【J2】 ジェフ千葉の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 206票 ・ 【J2】 東京ヴェルディの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 52票 ・ 【J2】 町田ゼルビアの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 3票 ・ 【J2】 横浜FCの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 24票 ・ 【J2】 湘南ベルマーレの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 37票 ・ 【J2】 松本山雅の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 40票 ・ 【J2】 ツエーゲン金沢の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 30票 ・ 【J2】 名古屋グランパスの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 268票 ・ 【J2】 FC岐阜の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 45票 ・ 【J2】 京都サンガの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 57票 ・ 【J2】 ファジアーノ岡山の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 16票 ・ 【J2】 レノファ山口の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 47票 ・ 【J2】 カマタマーレ讃岐の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 20票 ・ 【J2】 徳島ヴォルティスの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 98票 ・ 【J2】 愛媛FCの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 56票 ・ 【J2】 アビスパ福岡の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 278票 ・ 【J2】 V・ファーレン長崎の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 37票 ・ 【J2】 ロアッソ熊本の今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 59票 ・ 【J2】 大分トリニータの今夏の補強ポイントはどこだと思いますか? 50票 現在の投票数 15票 最大で10個まで投票することができます。 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。) 関連エントリー 2017/06/20 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (水戸ホーリーホック編) 2017/06/22 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (ザスパクサツ群馬編) 2017/06/19 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (ジェフ千葉編) 2017/06/19 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (名古屋グランパス編) 2017/06/21 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (FC岐阜編) 2017/06/21 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (ファジアーノ岡山編) 2017/06/21 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (徳島ヴォルティス編) 2017/06/20 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (アビスパ福岡編) 2017/06/22 【J2】 クラブ別の補強ポイントについて考える。(2017年夏の移籍市場) (ロアッソ熊本編) 2017/06/22 J3+(アンテナ)・・・注目サイトの最新記事 (4つ)
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