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【J3】 2018年シーズンの展望 (下) ~昇格争いに絡んでくるのはどこか?~

J1リーグ・J2リーグ・日本代表等を幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。 メンバーが大きく入れ替わったカターレ富山 J3は秋田が大本命で、長野・群馬・鹿児島あたりが2番手グループと言える。自動昇格候補といえるが他には富山も上位争いに顔を出す可能性が高いクラブである。DF平出(鹿児島)、MF窪田(甲府)、DF山形辰(引退)などが抜けたが、FW遠藤敬(藤枝MYFC)、FW瀧谷(FC岐阜)、DF今瀬(水戸)、MF差波(盛岡)、MF新井瑞(SC相模原)、FW才藤(FC琉球)、DF楠元(横浜FC)などなかなか面白い補強が出来ている。 不安視されるのはメンバーが大幅に入れ替わった点になる。ベテランのMF木本とMF衛藤も現役を引退してFW萱沼(鹿児島)などは契約満了。終盤戦に台頭してきたDF登崎(未定)は「クラブの秩序風紀を乱す行為」で退団した。GK永井堅、MF脇本、MF佐々木一輝、FW苔口などはチームに残ったがここまでメンバーが入れ替わると監督は大変である。チームが出来上がるまでに時間がかかる可能性は高い。 昇格1年目ながら3位と躍進した沼津は難しいシーズンになる可能性が高い。32試合で19ゴールを記録したFW薗田(徳島)、30試合で7ゴール7アシストのMF中村亮(秋田)がチームを離れた。DF砂森(讃岐)、DF宮地(松本山雅)、FW岡佳樹(松本山雅)など面白い選手を獲得できているが即戦力として計算できるのは(怪我がちではあるが)左SBのDF砂森くらい。現時点では未知数な選手が補強の中心になっている。 降格2年目のギラヴァンツ北九州 念願の「J2ライセンス」を取得してJ2昇格に向けて盛り上がってきたFC琉球も苦しいオフになっている。チームを支えてきたDF藤澤(鹿児島)、MF田辺圭(熊本)が流出して、期限付き移籍だったMF田中恵(水戸)もレンタルバックとなった。FW才藤(富山)、FW前田央(北九州)も抜けたので主力は大量に流出した。MF枝本(藤枝MYFC)を獲得できたのは大きいが現時点では大幅な戦力ダウンと言わざる得ない。 降格2年目となる北九州は金沢で結果を残した森下仁之監督を招聘。立て直しのシーズンになる。DF川島將(藤枝MYFC)、FW前田央(北九州)、DF有薗(秋田)、MF川上竜(福島)という補強は決して悪くないが「J3レベルの補強」である。J2昇格を目指すチームの補強としてはかなり小粒である。FW小松塁やMF石神直やMF神崎など経験のあるベテラン勢をたくさんリリースしているので選手層はかなり薄くなった。 30試合で13ゴール5ゴールのMF枝本(FC琉球)だけでなく、26試合で12ゴール5アシストのFW遠藤敬(富山)も抜けた藤枝MYFCも苦しいオフになっている。他にも守備の要だったDF川島將(北九州)、右WBのDF久富良(栃木SC)が流出して、左WBの位置でアクセントになっていたMF平石(秋田)も契約満了でチームを離れた。DF秋山貴(鳥取)やMF垣根(盛岡)などを獲得したが戦力は大幅にダウンしている。 結局、攻撃的なサッカーで旋風を巻き起こした沼津・FC琉球・藤枝MYFCの3チームは主力の流出に苦しんで戦力ダウンは否めない。秋田が昇格の大本命で、少し差があって長野・群馬・鹿児島・富山・北九州などが追う展開になると予想されるがJ3は年々レベルアップしている。上位と下位の差が小さくなってきたのでまさかの9位に終わった2017年の北九州のように期待を大きく裏切るチームは必ず出てくるだろう。 逸材たちはU-23で輝くか? U-23の3チームは今年も尻上がりに調子を上げていくシーズンになる可能性が高い。FC東京U-23は20試合で8ゴールのMFユ・インス(福岡)が退団して16才のFW久保建、17才のMF平川怜の2人はトップチームの活動がメインになる可能性がある。C大阪U-23も26試合で9ゴールのFW岸本(水戸)が抜けて左SBのDF温井(栃木SC)とGKアン・ジュンス(鹿児島)が抜けた。守備的なポジションが手薄になった。 G大阪U-23もMF中原彰(長崎)、DF平尾(福岡)、MF嫁阪(盛岡)などが退団。J3で存在感を発揮したFW一美、MF食野、MF芝本あたりはG大阪のトップチームでの活動が中心となる可能性が出てきた。3チームとも「目先の結果」にはあまりこだわらずに積極的に高校生をJ3の試合に起用しており、メンバーも毎試合のように入れ替わる。特に春先はなかなか結果を出せなくて下位に低迷する可能性が高い。 それでも才能のある選手がたくさんいるので日程が進むにつれて総合力がアップして勝ち点を積み上げるようになるはず。冬の高校選手権で3試合で3ゴールと鮮烈な活躍を見せたFW安藤瑞(長崎総合科学大附属高)、飛び級でのプロ入りを決意したFW中村敬(三菱養和SCユース)、187センチのFW原大智(FC東京U-18)など年代別代表の主軸となる選手がどこまでJ3で活躍できるのか?は興味深いところである。 2018/01/08 【J3】 2018年シーズンの展望 (上) ~大本命はブラウブリッツ秋田、追うのは長野パルセイロか。~ 2018/01/09 【J3】 2018年シーズンの展望 (下) ~昇格争いに絡んでくるのはどこか?~ 現在の投票数 131票 最大で8チームまで投票することができます。 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。) 関連エントリー 2018/01/04 【J1】 2018年シーズンの展望 (上) ~3強が優勝争いの中心か!?~ 2018/01/04 【J1】 2018年シーズンの展望 (中・1) ~決め手に欠ける第2集団~ 2018/01/05 【J1】 2018年シーズンの展望 (中・2) ~決め手に欠ける第2集団~ 2018/01/05 【J1】 2018年シーズンの展望 (下) ~残留争いに巻き込まれるのはどこか?~ 2018/01/06 【J2】 2018年シーズンの展望 (上) ~昇格争いは5強が中心か!?~ 2018/01/06 【J2】 2018年シーズンの展望 (中) ~5強を追う第2集団はどこか?~ 2018/01/07 【J2】 2018年シーズンの展望 (下) ~残留争いに巻き込まれるのは?~ 2018/01/09 J3+(アンテナ)・・・注目サイトの最新記事 (4つ)
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