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杉本健勇「W杯に出るのが目標じゃなくて、日本が強豪に勝ち、自分が点を取って活躍したい」


6月14日に開幕するW杯ロシア大会に、日本代表は6大会連続で出場する。4年前のブラジル大会から徐々に世代交代が進む中、昨年8月に初招集されたFW杉本健勇(25=C大阪)が注目を集めている。大阪市生野区で生まれ育ち、ケンカ番長と称されるほどやんちゃだった少年時代。かつての暴れん坊が、世界で活躍することを誓った。

飛躍の1年を経て、W杯メンバー23人に名乗りを上げた。昨季のJ1で得点ランク2位になるなどゴールを量産し、昨年8月のW杯アジア最終予選で初めてA代表に招集された杉本。その後も継続して選出されており、本大会への道筋が見えてきた。だが、本人はその先を意識する。

「偉そうな言い方になるかもしれないけど、23人に入ってW杯に出るのが目標じゃなくて、日本が強豪に勝ち、自分が点を取って活躍したい。出るだけじゃ本当に意味がないと俺は思っていて。出て、活躍するところと思っている」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180101-00000107-spnannex-socc世界屈指の強豪との戦いで感じた課題や手応えとは
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現在の姿を16年前は想像できなかった。小学4年でサッカーを始める前の杉本は、右腕に負った大ケガで入院したこともあり、明らかに太っていた。実際の体重は定かではないが、当時に在籍していたFCルイラモスヴェジットの金尚益監督は「130キロぐらいの豚だった」と以前に振り返ったことがある。

ただ、サッカーと出合い夢中になると、中学生からケンカを売られるほど腕っぷしの強かった少年は、徐々に素質を開花させていくことになる。中学から育成組織に入ったC大阪ではトップチームに飛び級昇格。ロンドン五輪に出場し、ついにA代表にも名を連ねた。昨年11月の欧州遠征で2試合続けて途中出場したブラジル、ベルギー戦では無得点。世界屈指の強豪との戦いで感じた課題や手応えとは――。

「(足りないのは)全部でしょ。ブラジルとか、うまくて強かったし。でも“かなわん相手じゃないな”と自分は思った。絶対あいつらに勝たれへんかといえば“いや、勝てるでしょ”と。もちろんレベルの差はあったけど“勝てる可能性は十分にある”と」3
不動の1トップである大迫から定位置を奪い、W杯でヒーローになる。未来のイメージは、頭の中で出来上がっている。
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